競馬の血統学〈PART2〉母のちから



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競馬の血統学〈PART2〉母のちから
競馬の血統学〈PART2〉母のちから

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サラブレッドの血統は母系が命

本書には、直接に書かれていないが、成功している種牡馬は皆、優秀な母系から出ている。母系の良くない馬は、競走馬として、どんなに強くとも、繁殖牝馬、種牡馬としては活躍できない。何故そうなのかを、本書は説明してくれる。馬券ではなく、サラブレッドとその血統研究を愛する者にとって、本書は、素晴しい一冊です。
血統の文脈

血統学というより競馬史概論という感じ。科学的なデータや理論が展開されるというわけではないので、昔の名馬たちやそれら血統の文脈を知りたいという人向けだと思う。とりあえず馬券に直結するような内容じゃないなぁ。
牝系

これまで、「父系」を中心に語られることの多かった競走馬の血統を「母系」に注目してみた書。
著者が自ら認めているように、父系とは違って1頭が出産できる数は限られているし、表面的な特徴というものも伝わりにくい。よって、包括的な議論がしづらい題材となり、この書でもいくつかの牝系を紹介しているにとどまっている。これは仕方の無いところか。
ただ、その一方で、その紹介された牝系を中心にナショナル・スタッド・ブックが作成された歴史であるとか、はたまた、日本の馬産の歴史であるとかが詳細に記述されており、そちらの方面の話としても面白い。下総御料牧場と小岩井牧場の2つに始まる日本の牝系の話などは、日本の競馬の歴史そのものとも言えるわけで、各地に土着しやすい牝系をたどることはその土地の競馬の歴史をたどることと同じ、ということを表しているように思う。
事実上、完璧に取り扱うことが難しい「牝系」であるが、それに積極的に取り組んだ、ということは十分に評価されるべきであろう。
血統表を見る目が変わります。

前作「競馬の血統学」に続く作品ですが、今回は”牝系”に焦点が当てられた内容になっています。前作と併せて読まれると競馬の血統の魅力が存分に理解できるとおもいます。著者の作品が素晴らしいと思いますのは、文中でも語られているのですが、血統を勉強し始めたきっかけは、馬券を当てるためだった、ということがあるように感じます。同じ馬券で競馬に参加しているものと近い視点で語られてゆくので、とても分かりやすい語り口になっています。それと、サラブレッドの歴史がふんだんに盛り込まれていてサラブレッドの大きな流れを感じられるようになっています。血統をもっと理解したいと考えておられる方にはお勧めします。競馬をやらない方でもお読みになればその魅力にとり憑かれるかも知れません。
母系にスポットライトを当てた功績!

サラブレッド生産において母系が語られた話は少ない・・・。配合理論も種牡馬一辺倒ばかりだったが、この本はそんな状況に一石を投じる素晴らしい本だ。前作も良かったが、それよりもダントツにいい!
血統マニアは買うべし!!



日本放送出版協会
競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界 (NHKライブラリー)
競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界
新説 母馬血統学――進化の遺伝子の神秘 (講談社+アルファ文庫 G 168-1)
競走馬の科学 (ブルーバックス)
最強の競馬論 (講談社現代新書)