甘え上手は幸せ上手 文春文庫PLUS (文春文庫PLUS)



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タイトルと中身が一致していないような・・・

タイトルに惹かれ購入してみたものの、内容はさほどためになることではありませんでした。
ごくごく当たり前のことを何度も言葉を変えて同じことを書いているにすぎません。
著者が伝えたいことを要約するとほんの10ページで終わってしまうのでは?という感じがしました。
何度か本の中でご自身の著書を紹介していますが、そのたびに話が途切れ、読むのに手間がかかってしまいます。

要点は納得できる部分がありますので、
もう少し文章をまとめてもらいたいですね。
「自分はダメだぁ・・・」って思ったときの最良の薬。

甘えてはいけない、迷惑も掛けてはいけない、自立しなくてはいけない、頑張らなくちゃいけない・・・これらは確かに正論。それから、人と自分を比べることは、自分の成長を測る度合いとして有効な場面もあるし、自分をもっと先に進ませる動機づけとして有用でもある。でも、それ以前にもっともっと大事なことは、自分を許してあげること。人に甘えられること。すごーく心が軽くなりました。すごーく幸せ気分になりました。最後の「甘えってね、ひと言でいえば、相手の素敵なところで自分の足りないところをおぎなってもらう気持ちです」という言葉には、常識を覆される思いでした。がんばちゃう人、必読です!



文藝春秋
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