証券投資(上)
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ジャンル: | 本
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セールスランク: | 131218 位
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発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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参考価格: | ¥ 5,040 (税込)
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わかりやすい。
ファイナンスの講義の指定教科書だったので購入して読みましたが、 よくできた本だと思いました。 真面目に読み込めばしっかりと理解できる内容でした。 やたら分厚くて、上下合わせて一万円近くするので、 購入させられる学生の身としては正直腹が立ちましたが 教科書としては中々よいのだなということは 一目瞭然ならぬ、一読瞭然でした。 しかし、商売っ気を出した売り手に対する マーケットの声のうちの一つであることを自覚しながら、 評価2をつけます。 上で出題した練習問題の解説を下でやられては、 お金のない人の支持は得られません。 憎いと思いましたし、 思わずDDMを発展させる形でこの会社の内在価値を 低く算出できるモデルをなんとかして作ってやりたいとも思いました。
何故いまごろ第2版の訳?
まず原書は非常に好い本です。アメリカのMBA向けの投資理論のテキストとして恐らく最大のシェアを誇る本で、そんなに使われるだけの理由はある分かりやすい内容。それだけ良い本の翻訳が出たので、早速、授業の教材として使おうと思って準備していて、よくよく読んでみると「うーん微妙」。この翻訳は93年発行の原書第2版に基づいていて、ということは内容としては1990年初頭のアメリカの学界の状況を反映しています。だから92年に論文が発表されて、それ以降、今日に至るまで資産価格モデルの実証研究のベンチマークになっている、Fama-Frenchの3ファクター・モデルについての言及がほとんどないんです。全部で1ページ弱。実証研究に関する整理の手際のよさは、原書のウリの一つです。これじゃMBAの授業には使えないし、学生に自腹で上下あわせて1万円を買えとはいえない。 ミクロ経済学の教科書なら15年前の内容でもさほど問題ないでしょうが、ファイナンス、特に実証分析はそうは行かない。原書は素晴らしいし、翻訳そのものにもこれといった欠点がなさそうなだけに、すごく残念。
東洋経済新報社
証券投資(下) Investments 入門統計学 (有斐閣ブックス) 現代経済学の数学基礎〈下〉 フィナンシャルエンジニアリング―デリバティブ取引とリスク管理の総体系
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