No.1レディーズ探偵社、引っ越しす―ミス・ラモツエの事件簿〈3〉 (ヴィレッジブックス)



日めくり魔探偵ロキRAGNAROK 2004東京S黄尾探偵団―嵐の歌を聴け (コバルト文庫)夢のつづき…初恋探偵・事件ファイルこちら、団地探偵局〈PART1〉 (双葉文庫)少年は探偵を夢見る―森江春策クロニクル (創元クライム・クラブ)No.1レディーズ探偵社、引っ越しす―ミス・ラモツエの事件簿〈3〉 (ヴィレッジブックス)探偵伯爵と僕 (ミステリーランド)名探偵・金田一耕助99の謎―ミステリー・ファイル (二見文庫―二見WAi WAi文庫)仮面の島―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)桜闇―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)


No.1レディーズ探偵社、引っ越しす―ミス・ラモツエの事件簿〈3〉 (ヴィレッジブックス)
No.1レディーズ探偵社、引っ越しす―ミス・ラモツエの事件簿〈3〉 (ヴィレッジブックス)

ジャンル:
セールスランク:332038 位
発送可能時期:ご確認下さい
参考価格:¥ 1,722 (税込)

ご購入前のご注意
当ウェブサイトはAmazonウェブサービスにより実現されております。 商品の取引契約および商品に関する情報は全てAmazon.co.jpの取り扱いとなります。

購入する

ボツワナを舞台にしたミス・ラモツエの事件簿第三弾。

これ読む限り、ボツワナはいいところですよ、本当に。日本なんかより、よっぽど。(確かエイズの発症率が非常に高いと聞いた覚えがあるが)
そのボツワナ唯一の探偵社の女社長、マ・ラモツエ(マというのは、女性に対する敬称のようです)。前巻で結婚を決めたものの、問題は山積み。
まずは引っ越し、秘書の扱い、おまけに婚約者のJ・L・B・マテコニの調子があまり良くない……。
薄い本だが、ほとんどがそういった話で、探偵らしい事件といえば二つ。
役人の弟が毒を盛られた、というのでわざわざ田舎まで調べに行くマ・ラモツエ。その留守の間に秘書のマ・マクチがちょっとした、厄介な(矛盾している?)仕事をこなす。
日本より良さそうだが、悩むことはどの国でも一緒。「最近の若者は…」というので、共感を持てるだろう。
いきなりボツワナに行くことは出来ないが、最初から住んでいたなら、いい国かもしれない。というか、行ってみたい。
マ・マクチは冴えすぎかも

 ミス・ラモツエの事件簿、第3巻。ボツワナで起きる日常の事件を、真摯な態度で解決に導くマ・ラモツエとその助手マ・マクチ。周囲の男性のあなた任せの態度が混迷のもとになっている事件を、女性なりの細やかな熱心さが救う。
 今回の事件は、ブッシュで見つかった謎の少年、ラ・マテコニの憂鬱、美人コンテストの優勝の行方と日常的ながらあいかわらず多彩。専門化の進んでいない、ボツワナ独自の事情が絡んでマ・ラモツエの行動が冴える。
 独自の問題には独自の解決、それでも人間の考え方の基本は変わらないのかもと思わせてくれるこの雰囲気が好き。第3巻に入って、著者の筆もずいぶんと練れてきたようだ。ページ数に比べると値段がちょっと高いようにも思う。

マ・ラモツエ大忙し

今作では婚約者の仕事場に探偵社の引越しをするのですが、その婚約者のようすがなんだか変。そんな中、毒殺未遂事件の調査依頼が…。
普通の女性ならヒステリーでも起こしそうなところですが、そこはマ・ラモツエ。どう解決していくかは読んでのお楽しみですが、前二作同様マ・ラモツエのやさしさと信念に心を打たれました。
助手のマ・マクチも今作では、いつも以上に活躍していてそちらのエピソードも楽しめます。
まるでボツワナの人が雨を待つように、早くも四作目が待ち遠しいです。



ソニーマガジンズ
キリンの涙―ミス・ラモツエの事件簿〈2〉 (ヴィレッジブックス)
The No. 1 Ladies' Detective Agency (No. 1 Ladies Detective Agency)
いたずらフェレットは容疑者 [ペット探偵2] (ランダムハウス講談社 シ 2-2 ペット探偵 2)
ウエディング・プランナーは凍りつく (ランダムハウス講談社文庫)
ウエディング・プランナーは狙われる (ランダムハウス講談社 タ 1-3)